翌日
この日は校舎内の出店は全て休止。
皆がグラウンドの特設ステージに集まる。
その観客席に本来なら校庭や中庭で露店を出していたクラスが売り歩きとして活動する。
つまり、学園祭3日目はチームバトルのための日だ。
「対戦相手はくじ引きか。」
幸大が言う。
「ああ。
だから結衣に行ってもらった。」
「しー君!」
結衣が戻ってくる。
「どうだった?」
「8回戦目。」
「第一試合のラストか。
相手は?」
「3年の武闘家学科のみで構成された、
あれ。」
結衣が指差した先には筋肉ムキムキの男の集団。
「うわ…
悪いけど戦力になれねぇよ。」
知也が言う。
「何でだよ。
昨日はあんなに強かったのに。」
奏が言う。
「俺は女性専門なんだよ。
ま、ステージには立つけどな。」
「お、一回戦が始まったぞ。」
史郎が言う。
「それより、8回戦目。
私たちの時の作戦を立てましょう。」
柚葉が言う。
「そうですね。
あっちは10人。
私たちよりも多いですよ。」
水瀬が言う。
「さらには、知也が使い物にならないからな。」
幸大が言う。
この日は校舎内の出店は全て休止。
皆がグラウンドの特設ステージに集まる。
その観客席に本来なら校庭や中庭で露店を出していたクラスが売り歩きとして活動する。
つまり、学園祭3日目はチームバトルのための日だ。
「対戦相手はくじ引きか。」
幸大が言う。
「ああ。
だから結衣に行ってもらった。」
「しー君!」
結衣が戻ってくる。
「どうだった?」
「8回戦目。」
「第一試合のラストか。
相手は?」
「3年の武闘家学科のみで構成された、
あれ。」
結衣が指差した先には筋肉ムキムキの男の集団。
「うわ…
悪いけど戦力になれねぇよ。」
知也が言う。
「何でだよ。
昨日はあんなに強かったのに。」
奏が言う。
「俺は女性専門なんだよ。
ま、ステージには立つけどな。」
「お、一回戦が始まったぞ。」
史郎が言う。
「それより、8回戦目。
私たちの時の作戦を立てましょう。」
柚葉が言う。
「そうですね。
あっちは10人。
私たちよりも多いですよ。」
水瀬が言う。
「さらには、知也が使い物にならないからな。」
幸大が言う。