「彩月!!」 女の子は、彩月の傍に走って抱きついた。 彩月は目を大きく見開いてまた、見たこともないくらい怖い顔をしていた。 「袮捺のこと忘れちゃった? あ、初めまして 呉吏奈 袮捺(Orina Chinatsu)です」 袮捺ちゃんは、深々と頭を下げた。 「あ!武瑠と優衣!!」 目をキラキラと輝かせて手を振る。 武瑠君と優衣ちゃんは、複雑そうな顔をしていた。 「彩月、袮捺すごく寂しかった」 そう言った袮捺ちゃんは背伸びをして彩月と唇を重ねた。