視界いっぱいに満点の星空が広がる。 俺にとってかけがえのない場所、美星丘――。 そこに今、初めて五人で肩を並べてる。 そう、星羅と二人きりできた美星丘に。 今日も美星丘から見上げる星空は相変わらず綺麗だ。 いや、いつもよりも数倍綺麗だろう。 ――もちろん、こいつらが一緒だから。 空気は澄み切って、遠くの星までも強く光を放ってる。 眼下に広がる街並も、ここで昔から根をはる桜木も、俺達をも、まるで星達が見守ってくれてるみたいだ。