会いたくて、会いたくて、心の奥の強い想いが俺を突き動かす。 あの日のように止まることはもうない。 足は勝手に地を蹴って、全速力であの場所へと急ぐ。 もうこれ以上、一人にはしないから、絶対に――。 見慣れた街の明かりは次々と流れて、俺は走る。 時間を取り戻すように、歩く人も、走り去る車のヘッドライトも、みんなみんな追い越して。 例え転んでも、躓いても、何度だって立ち上がってやる。 今、伝えたいことがあるから。 もう俺は立ち止まらないよ。