キャラメル ヴァンパイア



白とピンクに染まる並木道に優しく溶けこむキャメル色


私は立ち止まってしまった・・・

美しいキャメル色の男の子が一本の桜の木の上で寝ている


『綺麗・・・』

つい出た言葉は桜の舞う音に消えた

桜の枝が揺れてキャメル色の彼を隠す


『見たい、な・・・』

熱い胸が彼の顔をもっと見たいと、ドキドキと高鳴る