サヴァンの驚異的な頭脳とコンピューターを融合させたこのシステムは、その頭脳の持ち主から名前を取って“シン”と名付けた。



まだまだこれからだ。




プロジェクトは今始まったばかり。




“シン”によって人の心をコントロール出来たら世の中は素晴らしい物になるだろう。



私のプロジェクトを批判した韓国の医師会の連中すら思いのままだ。



だがまだ足りない。



もっと実験が必要なのだ。



「ゲームの方はどうだい?」



“楽しそうな人たちがいっぱい来てるよ。”



私は“シン”のその声に微笑むとこう言った。