「……みんな…来年も花見に行こうね」




奏がそう言うと、皆が頷いた。






守られるか分からない約束。


今のご時世、明日何が起こるのかすら分からない。




だが、今この瞬間が続けばいいと奏は未来に思いを馳せた。