ついたけど、まだ、誰も来てないようだった。 「やべっ!」 「どおしたの?」 「俺、部活のTシャツとか教室に忘れてきた!ちょっと、取ってくるわ!」 そう言うと、秀は教室に走って行った。 誰もいない静かな体育館は、少しだけ怖い。 でも、部活の準備をしようと、部室に向かった。 荷物は、ボールケースに全部乗せたからいいとして、問題は、バッシュ。いわゆる、バスケットシューズだ。