まぁ、俺は内心嬉しさを感じて、ニヤニヤしちゃうわけで…。

雨浬があんなことを言うなんて、思いもしなかったんだ。

「真緒はあたしにとってオンナノコだからね、特別♪」

…俺の中のなにかが崩れた気がした。

あぁ、俺ってそんな存在なんだ。
告白とかして、変にオトコになると、離れられるんだな。

そんな風に思って、俺は女装を始めた。