夜、いつものように、彼に突然呼び出された。 いつもより、1時間くらい遅い呼び出し。 すごく嬉しいけど、いつもより話す時間が短くなるから、ちょっと残念だった。 でも、君に逢えるから、にやにや。 2週間振りですね。にやにや。 何時もの店で、1時間半くらいのおしゃべりのあと、閉店の音楽に追いやられながら、二人で並んで外に出る。 暖かくなってきた風が、頬を撫でる。 .