だからあたしは女龍を作った。 あたしみたいに守りたいものがなくて、無意味なケンカをしてる奴とやり合って そいつらを女龍にいれた。 最初はちっぽけな族だったけど、それでもあたしはよかった。 “守りたいものがここにある”って言えるから…。 中には自分から入れてくれって頼んできた奴もいたけど、女龍に入れたのはわずか一部だけ……。 女龍のほぼ全員が守りたいものがなく、無意味なケンカをしてた奴らだ。でも今は守りたいものが全員にある。 だからあたしは掟をつくった」