―――………っっ!! そこにいたのは、血まみれになって倒れてる愛未だった。 「愛未!!愛未!!」 あたしが呼んでも返事が帰って来ない。 遠くで救急車のサイレンの音が聞こえる。 あたしと愛未はその救急車に乗って、近くの病院に行った。 しばらくして兄貴と両親が来た。 ―――パシンッ。 いきなり母親にほっぺたを叩かれた。