「見せたくないのは分かりますが…このまま行きますか?」


私のケータイだけナルさんは手に持った。
制服は茂みの中に隠す。


私を再び抱っこする。


「何処に行くの??」


「恭様のトコです」


「えええっ!!!?」


「あなたを預けるのですよ…正体は明かしません」