「ミカーー、ちょっときい‥「ケイトー♡チューしよーよ」

は?

何いまの?

小さな声だったけど確かに聞こえた。


‥あそこの空き教室からだ。

気づくとあたしは少し開いているドアに近づいて中を覗いていた。

「カナー、どうしたの?…って、何これ?」


…ケイト、もうあなたがわからないよ。


なんでその子とキスしてるの?