「じゃぁっ…じゃぁなんで言ってくんなかったんだよ!なんで…ゆりなからの手紙、俺に渡したりしたんだよ!」 俺はなぜ自分がこんなにいらいらしているのかも分からずに叫んでいた。 沙羅はそんな俺におびえるでも、怒るでもなく、ただ優しい目で俺の足元を見つめていた。 その目に少し後悔の色を浮かべながら。 「友達で…いたかったの」 「…え?」 「こーちゃんと友達でいたかったの…。嫌われたくなかった」