隣のナイト幼なじみはヤンキー

「そんなっ。騙しちゃダメだよ……」


「ま、今んところ成績いいしな。なんとかなってる」


「そういう問題じゃないよ?」


「まーな。……ついでに聞くけど、塾行ってない花梨は、相当勉強できんだ?」


うっ。まさか。


授業ついてくのに必死なんだってば。


「……その顔は、全然なんだな」


渋い顔をしたあたしを見て、リキはククッと笑った。






「全然ってことないし!みんなのレベルが高いんだよ。あたしも塾行かなきゃなんないんだけど、勉強嫌いだし…」


あたしがそう呟いたとき、リキのケータイが鳴った。


リキはケータイを見つめ、軽くため息をつくと、耳にあてた。


ま~た、ため息ついてる!


ホント、リキってば……


そんな姿も絵になるんだから。