隣のナイト幼なじみはヤンキー

「あたしもねっ、リキとずっと話したかったよ」


思わずリキのいる場所まで走っていく。


「うん。昨日、そう言ってたよな?」


「あたしたち、どうして話さなくなっちゃったのかな」


「さぁ?思春期だったからじゃねーの?」


「思春期?誰が?」


「ん?オレが……」


「リキが思春期?」


「そうそう……」


どういう意味?全然わかんないよ。






「エヘヘッ」


あたしがとりあえず笑ったら、リキは苦笑いして、少しうつむいて髪をかきあげた。


あぁっ、その仕草、大好きっ!!


多分、目がハートになってるあたし。


「花梨……やっぱニブいな。全然、変わってねーな」


「えっ?」