隣のナイト幼なじみはヤンキー

『花梨、大人っぽくなったよな。オレと付き合う?』


な~んて、


言われちゃったりして!


あは、ニヤける~。


部屋の窓を開けて、リキが帰ってくるのを待つ。






あっ……!


帰って来たっ!!


リキは片手に本を持ち、いつものように髪をかきあげていた。


難しい本でも読んでるのかな。


悩まし気なその表情を見て、あたしのハートが、キュンキュン言ってる!


早く、リキとしゃべりたいっ!


躊躇いもなく、あたしは家を飛び出して、リキの家へと向かった。