隣のナイト幼なじみはヤンキー

「……あれ。なんか、クラクラする」


リキが、ベッドの中であたしにしがみつく。


「大丈夫?」


横になってるのに、目眩?


リキを支えるように、両肩に手を添えた。


「……マジかよ」


「……え?」


「気のせいかな。……伯父さんと、伯母さんが……泣いてる」


え?


意味が、わかんない。


リキ?







バーン!


……え。


この光景、確か……前にも。







「リキ!さっさと仕度しろ。渡米を1日繰り上げだ」


唖然とするあたしたちの前に、リキのパパが現れた。


「繰り上げぇ?しかも、入って来んなよ……ありえねぇ」


あたしは咄嗟に、ウザそうに呟くリキの背中に隠れた。