隣のナイト幼なじみはヤンキー

けど、この香りと温もりを……あたしは、知ってる。


「……リキ?」


ギューッと抱きつくと、頭をポンポンとなでられた。


「甘えんぼさん。なんで勝手にこんな危険なことするわけ?」


顔をあげると、そこにはリキがいて。


ぼんやりしてたあたしの意識も、リキの顔を見た瞬間、一気にハッキリとしてきた。


「リキ、どうしてここに?」


「呼ばれたから……」


「えっ、誰に?」


リキが顎で指した方を見ると、坂部さんの車の脇に、夢が心配そうに立っていた。


「夢……?」


「花梨が心配になって、雷斗くんに相談したの。そしたら、リキくんに連絡とってくれて……。無事で良かった!」


「夢……ありがと。連絡してくれてなかったら、あたし……」