隣のナイト幼なじみはヤンキー

逃げよう!


ケータイを拾って逃げようとしたら、坂部さんに足を引っかけられ、見事に転んでしまう。


……痛いーっ!


膝擦りむけてるしっ。けど、そんなの気にしてる場合じゃない。


掴まれた腕を振り払おうとしたら、両腕を押さえつけられた。


「粋なことしてくれるねぇ……何か?オレを自白させて、ケーサツにでもつき出すつもりだった?」


「い……いえ、そんなつもりじゃ……」


「ほんと、バカな女だよな。一度襲われたのに、まだ足りないなんて……」


坂部さんがあたしの首に手をかけてくる。


「う……くっ、くるしい」


「ちょっと大人しくしてろよ。すぐ、楽にしてやるから」


もがいてもダメ。息ができなくて、だんだん意識が遠退きそうになってくる。