隣のナイト幼なじみはヤンキー

パパ公認だとはいえ、さすがにこんなの着て待ってるわけには……。


あたしが迷ってると、リキのパパがリキの本棚から何かを取り出した。


「これ、見てみ?」


手渡されたのは、A4の薄い冊子。


5年3組、きぬかわりき


リキの小学生のときの……文集?


パラパラとめくると、そこにはこんなことが書いてあった。


『ウチの隣には、お姫様が住んでいる。

初めて見たとき、お姫様が現れたのかと思ったぐらい、すごく綺麗な女の子。

泣き虫で、甘えんぼうで、守ってあげたくなる。

あの子を守ってあげたいけど、僕はケンカが強くないから、いつもいい役目は、隣のヤツにもってかれる。


くやしいから、僕は強くなる!


いつかお姫様を守れるように』