「ふぅーっ……」
「大丈夫か?」
「だっ、大丈夫。このぐらい、ヘーキだし」
リキに連れて来られたのは、いつぞや……坂部さんたちと一緒に夜景を見に来た、あの高台だった。
まだ夕方までには早い時間だから、夜景は見えないけど、ここから街が一望できる。
近くに広い駐車場があり、そこにはバイクが何台か集まって来ていた。
「ちょっとここで待ってろよ?」
リキはあたしにそう言うと、バイクの塊の方へと歩いて行った。
ドキドキ……。
なんかあたし、場違いじゃない?
中には女の子もいるけど、制服着てるのって、あたしだけ。
しかもここにいる女の子、ギャルばっか。


