隣のナイト幼なじみはヤンキー

雷斗さんは、矢吹さんを見て笑みを浮かべたけど、あたしと夢に気付くと、顔を強ばらせた。


「……なんで、いるわけ?」


「あたしたち、リ……ケイにここに連れて来てもらったの」


夢は雷斗さんにそう言うと、恥ずかしそうに微笑む。


「ケイって……。なんでコイツら、知ってんだよ」


「昨日の騒ぎ起こしたの、このオンナ。ヤローの方は……ここにいないけどな」


矢吹さんはあたしをチラッと見て呆れた顔をする。


ヤローって、桜太のことだよね。


雷斗さん、昨日あの場にいなかったし、知らないんだ。


「へぇ……。リキがリーダーだって……知っちゃったんだ?」


雷斗さんは、怪しげな笑みを浮かべ、あたしの正面の席に座る。