隣のナイト幼なじみはヤンキー

「ウソついたら承知しねーからな。チェックすんぞ?」


「はぁっ!?されてないし!しかも、チェックって!」


「ハハッ、その分なら大丈夫だよな。……良かった」


桜太はあたしに寄っ掛かってきたかと思うと、ポンポンと背中を叩く。


「怖かったろ……ゴメンな、お前になんもなくてホッとした」


「ううん……一番怖かったのは、桜太が死んじゃたらどうしようって……」


「あんぐらいじゃ死なねーよ。……そーだ、花梨にちょっと話あんだけど」


桜太は急に真剣な顔になって、至近距離であたしをジッと見つめる。


「な……に?」


「ここじゃちょっと……。ウチ、入れよ」