隣のナイト幼なじみはヤンキー

「今日さ、オレについてゴールドアイに来たいっつってたろ？」


「うん……」


「花梨は、オレが守ってくれるって思ってたけど……自分の身は自分で守れるオンナの方が好きだから」


「……え？」


「花梨は家族に守られて育って来たし、それが悪いとも思わない。……だから、ちゃんと守ってくれるようなヤツにしろよ」


「じゃあ、あたし……強くなる」


「できない約束はすんなっつったろ？」


「また、口先だけと思った？あたし、リキの為なら……守られる女の子じゃなくていい。がんばるから……」


あたしの言葉を聞いて、リキはため息をついた。


「……ハッキリ言った方がいいか？」


ハッキリって……？