隣のナイト幼なじみはヤンキー

「桜太もそう言ってたわけ?」


「えっ?……うん」


「アイツ、マジでバカだな」


「え!?けど、あたしもそう思ってたし……」


「いや、そーじゃねぇんだけど。……ま、いっか」


何がいいわけ?よくわかんないけど、リキは俯いて、いつものように髪をかきあげた。


……あ、いつものリキの仕草だ。


やっぱり、リキ……なんだよね。


ジッと見つめていると、リキはボーッと倉庫の入口を見つめる。


「花梨はさ、違う人間になりたいって思ったこと……あるか?」


「……えっ」


違う人間に?


そんなこと考えたこともないだけに、すぐに言葉が出てこなかった。