隣のナイト幼なじみはヤンキー

「どーする?オレに抱かれるか、アイツと一緒に海に流されるか……」


そっ、それはムリ。


どっちもムリだけど、後者の方が……もっと、ムリ!!


あたしが突っ立ってると、突然ケイにお姫様抱っこをされた。


「ひゃあっ……ちょっとぉ」


「早く決めろ。時間がないのはわかってんだろ?」


「お……お願いしますっ。桜太を……助けて」


「素直だな。じゃ、遠慮なく」


ケイはあたしの体を近くにあった布袋の上にそっと下ろすと、そのまま上に覆い被さってきた。


……ビクン!


体に重みを感じ、手が震える。


「早く……止めてきて?」


「おう、ちょっと待ってろ。そこ、動くなよ」


ケイはあたしから飛び退くと、倉庫の外に出て行った。