隣のナイト幼なじみはヤンキー

「どうなのかなぁ」


「ま、本人に聞いてみるのが一番だよな?行くか、花梨」


えぇっ!?


桜太は、ケイがいる方へと歩いて行ってる。


ちょっとー!無鉄砲過ぎない?さすがのあたしも、ケイ本人と話すのは怖いよ。


あたしにはリキに見えるんだけど……もし違ったら、っていうのは頭の片隅にある。


ノリ良さそうな遊くんでさえ、ここに来るのを拒んだぐらいだから。


桜太のシャツを引っ張って引きとめようとするも、


「だ~いじょうぶだって」


って言って、聞いてくれない。


しかも、いきなり


なぁなぁな感じで話しかけていった……。