隣のナイト幼なじみはヤンキー

「うーん。オレ、ゴールドアイはちょっと怖いしな。ケイ、綺麗な顔してかなり残忍らしいし?

ホントにそんなのが花梨ちゃんの彼氏なわけ?」


「リキはそんなじゃない……はず。でも、あれはリキだよ。髪型も髪色も違ったけど」


「もしかしてさ~、そのリキって……オレみたいな感じ?」


遊くんは自分を指差し、ニッと笑う。


「まさかぁ!リキは全然チャラくないし、何やっても絵になるっていうか……凡人とは違うんだよね。

もぉ、見てるだけでドキドキしちゃうんだから」


あたしがそう言ったら、遊くんに思いっきり嫌な顔をされた。


「ひどっ!オレが言いたかったのは。オレと夢みたく

そいつも……双子だったりして?ってことだったのに」


……なにそれ。


聞いたことないよ?


リキが……


双子!?