隣のナイト幼なじみはヤンキー

「オレ……照明が落ちると……。すげぇ眠たくなんのな。そのうち寝るかもしんない」


……へっ?


もうっ、変にドキドキさせないでよね!?びっくりしたぁ!


桜太はさっそく目をこすり、ふあぁと大きなあくびをひとつした。


「寝ないでよ。帰れなくなっちゃう」


「わーってるって。……寝そうになったら、手ぇツネっていーから」


「思いっきり、やるからね?」


「おー、望むところだ!」


桜太は気合い入れてるけど、なぁんか瞼が落ちかかってるようにも見える。


大丈夫かなぁ……。


そこで、遊くんが戻ってきた。


「ゴールドアイの幹部が今ちょうど合流してきたとこ。見にいく?」


幹部?それって、雷斗さんもいる?


もしかしたら、リキも……。