隣のナイト幼なじみはヤンキー

「ひっ……ひどいよ」


「頬っぺにキスぐらいいーじゃん」


「よくないっ!」


リキだけにしか……したくないのに。ていうか、好きな人にしか、したくないよ。


グズッてると、遊くんはやれやれといった表情をする。


「ごめーん。軽い気持ちだったのに」


だったら尚更だし。あたし、キスは、軽い気持ちでなんかできないんだから。


夢のお兄ちゃんだからって油断してた。ひどすぎる……。


「花梨ちゃん、ごめんってばー」


「許さない……」


「えー。じゃ、今度お詫びにデートしよ」


全然反省してなくない!?


軽い……軽すぎるんだけど。


「もぉ、帰る。バイバイ」


「うん。バイバイ」


そして遊くんは、バイクを走らせて帰って行った。