隣のナイト幼なじみはヤンキー

1階に下りた所で、また夢にバッタリ。


あ……違うや、遊くんだ!


ちょうどトイレから出てきたところみたい。


「花梨ちゃん、トイレ?」


「違うっ。今から帰るの」


「はぁ?まだ外暗いけどだいじょーぶ?」


「ヘーキ」


パパにバレる方が恐ろしいよ。


玄関が見えたから扉に近付いてくと、なぜか遊くんもひっついてくる。


腰に手を添えられ、ちょっとドキリ。


「なにっ!?」


「送ってく。ちょっとここで待ってな」


「いっ、いいよ!あたし、一人で帰れるしっ」


「ダ~メ!ウチの近所、野犬多いし、花梨ちゃん逃げ遅れて……カプッ!てされちゃうよ?」


……ひゃあっ!