隣のナイト幼なじみはヤンキー

「やっべ!」


庭から桜太が戻ってきた。


サイレンは、リキのウチから聞こえてくる。


「なっ、何この音」


「リキんちのセキュリティシステムが作動したんだって。アイツ、家にいねぇんじゃないか!?」


……え?


あたしはすぐにリキに電話をかける。


何度か鳴らしたあとに、リキの声が聞こえた。









「リキ、今……家にいないの!?」


「あー……ちょっと買い物に。なんか後ろがうるせぇな。花梨こそ、どこにいんの?」


「リキの家の前にいる。あのね……庭に入ろうとしたら、セキュリティが作動しちゃったみたいで」


「……はぁ?ったく、なにやってんだよ。遠隔操作で止めとくわ。じゃーな」


リキはプッと電話を切ってしまった。


少しして、サイレンも鳴りやむ。


……ホッ!


静かになってよかった~


って、違~う!


リキ、どこまで買い物行ったんだろ。聞くの忘れちゃった。