隣のナイト幼なじみはヤンキー

「……へ?」


なんのことだかさっぱりわかりません、みたいな顔してる。


ちょっと前の話だけどね。


けど、夢にキスしたこと、忘れたとは言わせないんだから!


「前に、あたしの友達をバイクに乗せた日です。送ってくれて、帰りぎわに……」


「あ~、夢ちゃんね。したした。だから、何?」


「だから、何って……。雷斗さん彼女作らないんですよね?だったら思わせ振りな態度取らないで下さいっ」


あれから夢、ちょっと変なんだ。


今まで彼氏が切れたことない夢が、あれから誰とも付き合ってないんだもん。


雷斗さんを校内で見かけると、目で追ってたりね。


「思わせ振りって何?」


「キスは……好きな人とじゃないと、しちゃいけないんだから!」


あたしがそう言うと、雷斗さんはクックッと笑いだした。


「何がおかしいんですか!?」