隣のナイト幼なじみはヤンキー

「……怖かった?」


リキは少し心配そうな顔で、あたしの顔をのぞきこんできた。


「……うん。リキが来てくれて、良かった」


「けどさ、フツーは、オレらが乗り込んでったことにビビんのにな。花梨、全然ビビってなかった」


「だって……ヒーローみたく見えたんだもん」


あたしがそう言ったら、リキに吹き出された。


「……ヒーローって」


「だけど、ホントだから!光がパーッと差して……天から助けが来たのかなって」


「天からの助けなぁ……。花梨、ロマンチストなところは、昔っから変わってねぇのな」


リキは目を細め、あたしに優しい瞳を向けてくる。


ロマンチスト……。


確かにね。


昔はお姫様ごっこが好きで、イヤがってるリキや桜太に無理やり、お付きの騎士の役をやらせてたっけ。


あたしを守る、二人の騎士。