隣のナイト幼なじみはヤンキー

「……くっ」


リキは肩を震わせて、笑ってる。


「えっ、なんで笑ってるの!?」


「いや……。ガチガチんなってんなーと思って。やっぱ花梨おもろい」


あたしは全然おもしろくないんだけど!?


ていうか、またからかわれた?






「オレにだけそーだといいんだけどな」


リキは優しい表情をして、さらに髪をなでてくる。


「リキにだけだし……」


「どーだか。わけわかんねぇ男の車に簡単に乗るようなヤツが、よく言うよ」


「もうっ、その話はやめてぇ!後悔してるもん」


「だよな。あんとき、オレらが追いかけてなかったら……今頃、花梨は……」


坂部さんに襲われそうになったときのことを思い出す。


……ブルッ!


紳士的に見えたあの坂部さんが豹変した姿を思い出したら、寒気がした。