隣のナイト幼なじみはヤンキー

家の前で待ってると、リキの姿が見えてきた。


「リキ~!」


「出てると思った」


「え?」


「いや、別に」


リキはククッと笑うと、いきなりあたしの肩を組んでくる。


ひゃっ……。


肩がビクンとはねる。


「そんな、オレんこと好き?」


うわぁ、耳元でしゃべられると余計ゾクゾクしちゃう!


「……えーと。あっ、早くあがって?ウチ、今誰もいないから」


話をはぐらかし、慌ててリキを見上げたら、


その場で、チュッとキスをされた。






「リ……リキっ!?」


「早く中入ろーぜ」


リキはあたしの肩を抱いたまま、ウチの中へと入っていく。


……いきなりキスされちゃった。


もしかして、このあと……。


ウチに入ったら、リキはあたしから腕を離し、靴を脱ぐ。


そして、あたしのあとについて2階へと上がった。