「行かないよ。あのね、1万円ちょーだい」
「何に使うの?」
ママは姿見で自分の服装や髪型をチェックして、あたしの顔を見ようともしない。
「欲しい参考書が……。あっ、辞書も買わないといけなくって」
リキに渡すって、なんだか言いにくい。
夢が言ってたみたいに、ママまでリキを怪しむとか……そんなのは、イヤ。
「ハイ」
ママは、何の疑いもなくお金をくれた。
ちょっと……罪悪感。
「花梨、最近よく勉強してるよね~。別に大学に行かなくたっていいのに。ママみたいに、素敵な旦那様見つけて、学生結婚しちゃえ!」
ママがノー天気で助かったよ。
それにあたしは、学生結婚なんてしないし……。
「何に使うの?」
ママは姿見で自分の服装や髪型をチェックして、あたしの顔を見ようともしない。
「欲しい参考書が……。あっ、辞書も買わないといけなくって」
リキに渡すって、なんだか言いにくい。
夢が言ってたみたいに、ママまでリキを怪しむとか……そんなのは、イヤ。
「ハイ」
ママは、何の疑いもなくお金をくれた。
ちょっと……罪悪感。
「花梨、最近よく勉強してるよね~。別に大学に行かなくたっていいのに。ママみたいに、素敵な旦那様見つけて、学生結婚しちゃえ!」
ママがノー天気で助かったよ。
それにあたしは、学生結婚なんてしないし……。


