俺は気がついたら明子の家にいた



横たわる愛しき彼女



大量の睡眠薬のビン



「ふみや様。明子は自殺をした…そう思っていらっしゃいますか?」



見たくもないやつの顔



俺は何も答えなかった



「それは違う」



「…なにがいいたい?」



俺はつい声を出してしまった



「明子は自殺なんかしていない」



…どういうことだ?