「…何故、これを私に渡す」 「決まっているじゃないか。君がこの上ない現実主義者だからだ」 「質問と返答がうまく結び付かないのだが」 彼が小さく息を吸い込み、私に微笑む。 美的感覚が常人とは違うかもしれないのだが、かわいい顔と言えなくもない。 「一生遊べるだけの札束をあげよう。だから僕を殺してくれないか」 …結論をあげるとしようか。