◆ どことなく生き生きしている花をライバル観で観察しながら、俺は玲と合流した。 「なんだ香?花に語りかけてんのか、気色ワリイ」 「…ちげーよ」 玲の生意気さにも、慣れが出てきた。 何だか言い直す気力もわいてこない。 玲は漆黒の髪に学ラン、中には校則違反の赤シャツを着ている。 こいつは間違いなく、教師のブラックリストに載ってるだろう。 「ん?何?帰ろうぜ」 「ああ」