「そのドレスも、似合ってるよ」


額にキスをひとつ。


優しいんだか、意地悪なんだか…。


「…健斗もとても似合ってます。カッコいいです」


もう、直視できないんですけど。


「これで、決定だな」


「はいっ!」


緊張もしますが、楽しみです。



「じゃあ、決まったところで…」

「で…?」


その間はなんなんですか。




「どっか出掛けるか。」


「つまり、デートですよね?」


「そういうコト。」


「久々なので嬉しいですっっ!」



それから、久々のデートを楽しんだ。