眠い。


眠い。


けど、奈々の寝顔を見ていたい。


眠いくせに目が覚めた俺は、奈々の頭を撫でながら奈々観賞中。


結婚、婚姻届を出してから数日がたった。


やっと俺のモノになった、という嬉しさが込み上げてくる


奈々を目の前にすると、愛しくて何度も求めて抱いてしまう。


さすがにやり過ぎたな…。


いや、俺は悪くない。奈々が可愛いから悪い。


と、奈々のせいにした。


「離さねえからな」


そう呟きながら、奈々の額にキスを落として起きあがった。






「………は?」