「婚、姻届…」 あの時、香織ママにもらった…。 「…俺と、結婚するだろ?書いてもらえますか?奈々さん。」 いつの間にか後ろにいた健斗は、わたしにペンを渡してくれた。 わたしが書くところ以外、健斗の綺麗な字で埋められていた。 また、涙が…。 「うぅぅ~…」 「また泣く。」 優しく抱きよせられて、フッと笑われた。 「奈々は俺と結婚したいだろ?」 な、なんて俺様発言!! 「…したいですよ」 「ってか、俺しかダメ。俺、奈々としかできねえ」