「「「「二人共、大学卒業おめでとう!!」」」」
乾杯。
「どーも。」
「ありがとうございます」
大学の卒業式が終わり、父さん母さん達と食事をした。
「奈々ちゃんは卒業確実だったけど、一時期は健斗の卒業が危うかったから、無事卒業できてよかったわね〜」
母さんが笑いながら言う。
「仕事をめちゃくちゃ俺に回したの誰だよ」
そうなんだよな…。
俺は大学在学途中、本格的に父さんの会社で働き始めて、学校にあまりいかなくなり、単位が全然とれていなかった。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…