「百合、ヒドイこと言うなよ…」 「あ、元くん」 噂をすれば、元くんが帰ってきた。 「奈々。」 「健斗っ!」 元くんの後ろから現れた健斗はクスクスと笑っている 百合の言い様と元くんの落ち込みぶりに笑いを堪えきれない様子。 「トランプやってたんだな」 ゆっくりとわたしの隣に腰をおろし、こちらを向いた健斗 「待っ…」 そう言おうとした時にはとき既に遅し。 チュッとリップ音が部屋に響いた。