─────────── ────────── 「ただいまー」 「おかえりなさい、健斗」 笑顔で迎えてくれる奈々。 気持ちが通じ合ってから、帰ってきたら奈々を抱きしめるのが習慣である。 キスもしたいけど、奈々が恥ずかしがるのでお預け状態だ。 「健斗っ、元くんが…」 「関係ない。元、リビングに行って早く仲直りしろよ」 「サンキュ。じゃあ、おじゃましまーす」 それから数秒後、新堂が大声でなにかを言っていたが、防音なのであんまり聞こえなかった。