もう一つ? 「プレゼントというか、じゃないというか…わかんねぇけど。」 「なんなんですか?」 なんだかドキドキしてきました…。 「最近、父さんの手伝いで一緒に居る時間少ないけど…来年も再来年も、ずっと一緒にこうやって過ごそうな、クリスマス。…約束だなコレ」 約束… 「はいっっ!」 笑顔で頷いた。 言葉がほしかった。 …最近、少し寂しかったから。 健斗には言えませんけど。 一緒に居てくれると言ってくれただけで、寂しさはなくなった。 「ずっと一緒に居ましょうね」 「当たり前だけどな」