心配してくれるのはとてもありがたいのですが…


「大丈夫ですって何回も言ってるのに…」


「奈々様と赤ちゃんが大切なのですよ。」


「わかってますけど…」


健斗も忙しいくせに。
あんまり寝てないの知ってるんですからね。


「わたしより、健斗の身体が心配です」


「大分無理をされているようですね」


「会社でですか?」


「はい」


やっぱり。
無理しないでよ…。



~♪~♪~♪



「あ、電話」


健斗だ。